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未来図書館ブログ

学校あれこれ~vol.20柳沢中~CM制作

学校現場でのキャリア教育支援に取り組み始めたばかりの18年前は、学校はもちろん、教育委員会にもキャリア教育の担当者はいらっしゃいませんでした。「これがキャリア教育だ!」という答えは何一つない中、早い段階で、経済や職業、社会に触れ学ぶことに対する賛否両論も多かったように思います。
 未来図書館の活動の土台をつくった先人たちのスタートラインは「勉強したことを実社会で役立たせたい。」という思いでした。 子ども達が社会に希望を抱き、社会から求められ、そこでいかに素敵な花を咲かせられるのか。そのために私たちは何をしてあげられるだろう。
・・県内の複数の小中高で実施させていただいた数々の開発プログラムの成果や課題を、先生方や同様の活動をされている他団体の皆様に知っていただくことで、キャリア教育の取り組みが広がっている今、今後につなげていかなければ・・と、改めて思うのです。
そこで、今回は柳沢中学校(現滝沢市)の3年生を対象に実施した「企業のコマーシャル制作」をご紹介します。
 まず中学生は、クライアントの立場になって本物のテレビCM制作撮影クルーに要求を出すことに挑戦しました。「こんな感じで撮って!」と伝えると、専門家たちは瞬時にその要望を叶える方法を考え、撮影していきます。「プロの方のお仕事を見て、楽しいというより感動した!」と話す中学生達。
さぁ、いよいよ自分達も実際の企業の模擬コマーシャルを制作する番です。「誰に向けてコマーシャルをつくればいい?」「どうしたら興味をもってもらえる?」最初はちんぷんかんぷんだった中学生達もお店の方からお話を伺いながら、どんどんイメージを膨らませ、企画・絵コンテ・撮影・編集と、プロデューサー、ディレクター、ナレーター、照明、カメラマン、AD,など9名の3年生全員が自分の役割をこなしていきます。
CM制作を通して得たものは、大きく言えば、自分たちで計画し、それを「仕事」という形で残していく「実現力」だったのでしょう。自分の力で自分の描いているものを形にする・・今まで知っていたようで知らなかった世界を知り、「実現力」という大きなものを少し手に入れることができたのだと思います。
「私はナレーターを務めましたが、アシスタントディレクターのほうがあっていたと思います。でも、この経験を通して、自分に任された仕事は、得意・不得意ではなく、責任を持ってやらなければと思うようになりました。自分の適性は誰かをサポートすることだと思います。今まで、サポートの大切さに気付いてませんでしたが、仕事をする上でサポートする人の重大さがわかりました。」・・当時の中学生の皆さんの人生に、この経験が少しでも役立ってくれていますように!

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