











9月19日(金)葛巻町立小屋瀬小学校、9月30日(火)大船渡市立大船渡中学校において、両校とも初となる未来パスポートプログラムを開催いたしました!
小屋瀬小学校さんは小学校3年~6年生計14名、大船渡中学校さんは3年生65名の生徒さんが対象で、昨年度閉校となった末崎中学校と統合し、今年度から新しいスタートを切った学校です。
*****昨年度の末崎中学校ブログもご覧ください↓
大船渡市立末崎中学校~楽しい時間をありがとうございました♪♪|みらいとしょかん
数年前から進めている小規模校応援キャラバン。校舎や校章、制服、校歌と世代を超えてわかちあえる大切な場所、その地域に伝わる伝統文化も継承されてきた学びの拠点である学校が、地域からどんどんなくなってしまうのは、とても寂しく悲しく感じています。
イギリスの昆虫学者グールソンの報告によると1990年から2020年までの30年間で昆虫の数は全世界で7割から9割減少したとのことで、どうやら人間だけでなく、地球からいきものが減少しているらしいのです。
私もかつて児童館・児童センターの支援を熱心に行っていた時期があり、国県市のエンゼルプランや海外の少子化対策について仲間たちとささやかに調べたりしたこともありました。
近年は、自治体が主体となったキャリア教育「地域の企業を中学生段階から知ってもらい大人になってその地域で活躍してくれる環境整備を行い、その地域で暮らす人を増やしたい」の活動も増えてきており、子ども達が自身の将来を思い描く機会が増えるのはいいのですが、その中身は気になっています。
「こうすればああなる」と考えた政策のシミュレーションから外れた状況で苦しんでいる若者や子供たちを沢山知っているからです。時代の変化のスピードが速くなり、生き方も価値観も多様な今、震災やコロナがそうであったように、未来は思いもよらないことが存在すると思いますし、今の自分にわかることなどたかが知れているように思うのです。
ゆったりと幅をもったキャリア教育を広げていくために、これからも未来パスポートで多様性の価値を届けていきたいと考えています。