未来パスポートが、10月21日(火)開催の盛岡市立見前中学校のプログラムで、300回を突破いたしました! 思えば、経済産業省の委託事業が終了し、事業費どころか固定費を払うお金もない、理事もスタッフも一人去り、二人去り・・と、ないないづくしの真っ暗闇。でもそんな中でも光があって、いろんな形で助けてくれる人がいるのですね。感謝。
そんな当時の応援団の皆様と、どうやったら子ども達を応援できるのか、それまで経産省のモデル事業として実施していた地域の課題解決プログラム(今では総合的な探求の時間に全国の高校で取り組まれていますね)でわかったことは、探求をするためには社会を知る事が必要なのではないか、社会を知らないまま、課題解決の企画案を作成することよりも、半径50メートルの日常で限られた大人達との出会いで暮らす子ども達にもっと広くバランスよく多様な価値観、生き方の大人達の存在や思いを知らせることが大切なのではないか、などなど、あーでもない、こーでもない、とみんなで知恵を出し合い生まれたのが、未来パスポートプログラムとかだるプログラムだったのです。
学校毎に目的も地域性も子ども達も異なる中で、毎回毎回一度に最大16名の大人の方をコーディネートしていくのはそんなに簡単なはずはなく、1回1回コツコツと積み重ねて、気が付けば17年目。
かだるは92回とまだ100回に到達しておりませんが、未来パスポートが300回を突破したことが感慨深く、また、この日は学生サポーターOBでレジェンドの佐々木渉君がお仕事をお休みして司会として華を添えて下さいました。支えて下さったすべての皆様に感謝。300回を突破し、未来図書館だからこそコーディネートできる魅力的な講師陣の皆様のおかげで充実したプログラムへと成長し続けることができます。
















