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未来図書館ブログ

学校あれこれ~vol.21プロの俳優と演劇の大東高校

「がんばっぺ!一関」という、地元・沿岸の商品販売、イベント開催など,高校生自身が企画から運営まで担うボランティア活動展開の大東高校さんをご存じですか?
東日本大震災直後に高校生によるがれき撤去、炊き出しなどで多くの人を勇気づけていらっしゃいました。2008年の岩手・宮城内陸地震の被災がきっかけとなり、始まったそうです。
アンテナの高い先生が多くいらっしゃいましたので、未来図書館も、高校生が地域の課題を調査し、解決に向け企画立案した内容をプレゼンする「地域の課題解決プログラム」をはじめ、様々なプログラムでお世話になりました。
 特に印象深いのは、10年ほど前に実施した東京のプロの劇団の方にお越しいただいた「創造的芸術体験活動プログラム」です。
一人ひとり、感性の異なる高校生がグループに分かれ、脚本づくりから、上演までを行うという内容でした。
当時は、ワークショップと呼ばれる学習スタイルを利用した教育方法が学校現場でも少しずつ広まってきた頃でしたので、高校生の自己表現力、授業への自発的な参加、自己肯定感、協調性、自己発見、他者への気づき、五感に働きかけるきっかけづくり・・などなど、様々なねらいに、どんな効果があるのか、先生方、プロの俳優さん達と話し合いを重ねながら、手探りで、プログラムを進めていったことが思い出されます。
日常生活を題材にしたプロが瞬時につくりあげる演劇は、とてもインパクトが大きくて、至近距離で見たのははじめての私自身、高校生以上にワクワク感でいっぱいになり、「本物」に触れる影響力の大きさを実感したものでした。
特に、グループ毎に高校生がそれぞれつくった2本の別々の脚本を同時にひとつの舞台で上演するという、複雑で混乱しそうな課題をなんなくクリアする柔軟性にはびっくりしましたし、日ごろから、地域とつながって、自主的に様々な活動に取り組む大東高校生だからこそなせる業だと、感心したものでした。
コロナ禍の今、当時の高校生達はきっと、柔軟にたくましく生きているのでしょうね♪
大東高校の写真と当時の授業の様子をどうぞご覧ください。

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