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未来図書館ブログ

学校あれこれvol.19~船越小学校わくわくタイムマシーン♪

小学校中学年の社会科の教科書には、「昔の暮らし」という単元があります。
昔の生活様式や暮らしの中で使っていた道具を学んだり、触れる中で、今の生活との違いや昔の人々の知恵や工夫に気づいたり、暮らしの道具の変化の中には人へのいたわりや思いやりがあることに気づくといった内容です。
今から4,5年前になりますでしょうか。ESD環境教育プログラム集策定のお仕事で、環境教育を組み合わせ3,4年生向けに開発した「わくわくタイムマシーン」をいくつかの学校で実施させていただきました。
山田町の船越小学校さんにも2年間お世話になったのです。

船越小学校さんは、海が見えるとても綺麗な校舎で、温和な先生方と素直で元気な子ども達が印象的でした。
70代の地域の方にもお越しいただき、昔の遊びやお手伝い、暮らしについてお話いただき、とても充実した時間になったのです。そして、今も忘れられないハプニングが・・。

船越小学校の近くには、昔の暮らしの道具が展示されている博物館がないことから、道具を実際に使ってもいいよ(通常は、見るだけで、手に触れたり、使うことができないのですが)とおっしゃってくださったとある親切な資料館から、桶や洗濯板、おひつやえじこなどお借りしてお持ちして、大学生が考えた「昔の道具クイズ」で場を盛り上げることになっていたのです。ところが・・移動のバスの中、お借りした桶の板が・・なんということでしょう。
一枚ずつ、はがれていくのです。。 盛岡から約2時間半の道のりはハラハラドキドキで、到着のころには、すっかり原型がなくなり桶の部品の板だけの状態に・・・。  
でも、さすがは大学生。困難を見事に切り抜けて、どう見ても桶には見えないその板を駆使して、昔の道具クイズを大いに盛り上げて下さいました! プログラムも無事に終わり、お返しに伺った資料館の館長先生から、「ちょうど修理に出そうと思っていたところだった」とおっしゃっていただき、ほっとした船越小学校の思い出でした。

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